2019年10月31日
「登山終活」B ―最後の八ヶ岳(赤岳)―
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定年退職後はのんびり自由に山歩きを楽しむつもりだった。
しかし元々体育会系でない私の体は3000m級の山に登山する度に悲鳴を上げ始めた。
体全体の持久力や瞬発力も落ちた。膝の曲げ伸ばしに違和感もある。
山歩きは生涯のライフワークだと思っていたのに、そろそろ登山の終活が必要だ。
深田久弥のように山で死ぬのが本望と思った時期もあったが、山は常に健康な体で歩かねばならないと思っている。
◆1日目 10月31日(木)自宅最寄駅〜茅野駅〜美濃戸口〜行者小屋
JR中央本線の茅野駅から登山口の美濃戸口までバス。行者小屋まで約3時間、谷を歩く。
標高1500mを越えており、紅葉も終わり
しばらく歩くと阿弥陀岳の頂きが見えてくる
本流に流れ込む清流
大きな木々の下は苔むしている
登山道の横は一面の苔ヶ原
標高が上がるに従い本流の流れも勾配がきつくなる
徐々に林が高山らしくなる
阿弥陀岳が近くなった
岳樺が美しい
この辺を境に針葉樹に変わる
僅かに残った紅葉
すっかり葉を落としたナナカマド
正面に横岳が見えてきた
秋の日本晴れ
八ヶ岳の主峰赤岳も見えてきた
小屋が近づいた
横岳をバックにした行者小屋
八ヶ岳の小屋らしい素朴な佇まい
63歳の私
小屋の前は休憩所
小屋の玄関には売店
手続きを済ませ2階に上がる
大部屋だが区切られていて炬燵もある
屋根の下だが開放的で清潔
夕日を受ける赤岳
夕日を受ける横岳
大同心(左)と小同心
宿泊者は私一人だが手抜きの無い夕食
ご飯とけんちん汁はお代わり自由
◆2日目 11月1日(金)行者小屋〜赤岳〜行者小屋〜美濃戸口〜茅野〜帰宅
小屋から急な上り坂、阿弥陀岳が朝日を浴びている
どんどん標高を稼ぐ
硫黄岳も朝日を浴びている
北アルプス(槍穂)が見えてきた
冬季積雪時用に鎖の位置が高い
やっと稜線に辿りついた
稜線から赤岳を見る
富士も綺麗(望遠レンズ)
麓は清里高原あたりか
赤岳の登り、所々アイスバーンになっておりアイゼン着用
赤岳の登りから富士
赤岳頂上、快晴
赤岳頂上小屋(右奥)
蓼科山が見える
記念撮影(63歳)
赤岳頂上から富士
赤岳頂上から南アルプス
赤岳頂上から中央アルプス
赤岳頂上から御岳山
赤岳頂上から北アルプス(槍穂)
蓼科山と将軍平
赤岳下山中に阿弥陀岳
赤岳阿弥陀岳稜線から行者小屋
同望遠レンズで
さらにズーム
中岳から横岳
中岳から富士
行者小屋へ下山中に横岳
同、赤岳
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