2022年7月1〜2日
「登山終活」E


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退職して6年目。コロナウイルスの影響で登山も自粛。でも6月になって感染も落ち着いてきた。

政府は2度目のGOTOキャンペーンの計画を発表。そこで私もテント背負って木曽駒ヶ岳へ出かけることに。

千畳敷へは新宿からの直行バスが便利で廉価だけど鉄道派の私は40年前の急行「こまがね」の経路で行く。


7月1日(金)

「アルプス」も「こまがね」も消えたけど「あずさ」が後を継いでいる。新宿7時発の1号に乗る。

岡谷で下車。飯田線の接続も良く駒ヶ根駅に11時頃到着。飯田線はJR東海の転換クロスシート車で快適だった。

駒ヶ根駅の駅舎は綺麗だったが駅舎内も駅前広場も人影まばらで地方都市の「高速バス化」は駒ヶ根市も例外ではない。

駒ヶ根駅からのバスも30分間隔で便利だが、バスはガラガラだった。鉄道利用の旅行者が少なくなったことによる。

駒ヶ根駅からバスが標高1662mのロープウェイ山麓駅のしらび平駅まで運んでくれる。途中からは細くて急な坂道になる。

さらにロープウェイが標高2612mの千畳敷まで運んでくれる。このロープウェイは日本最高所との案内がある。

駅前のバス停から僅か1時間半で標高差1900mを稼ぎ、山歩きは行き成り高山帯の登りとなり疲れる間も無く稜線に着く。

これが北アルプスだと初日の標高2500m辺りまでの樹林帯の登りで既に疲れ、稜線の小屋まで登ればバテバテになる。

今回はテントやシュラフを担いでいるのでザックも重いが、歩き始めて1時間でテント場のある頂上小屋に到着。

近年幕営料は急速に値上がりし、ついに今年は一人2千円である。受付を済ませて久々のテント設営。

その後、駒ヶ岳頂上をピストン。夕方霧が出たものの、夜は満天の星空で天の川もよく確認できた。

岡谷駅

駒ヶ根駅

ロープウェイ駅前広場



木曽駒ケ岳頂上小屋





木曽駒ケ岳頂上(標高2956m)















膨らんだスナック袋。気圧は750hp位。


7月2日(土)

予報どおり快晴。駒ヶ岳をピストンし、宝剣岳に登って下山した。昼頃に岡谷から「あずさ」に乗って5時過ぎに帰宅。

朝焼け。気温は10℃位。

テント場から八ヶ岳

























宝剣岳頂上(標高2931m)



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