香港啓徳空港
日本からネパールへの直行便が無かったので乗換えとなる
 首都カトマンズから第2の都市ポカラへは幹線道路で1日掛かる。未舗装だが途中にドライブイン(写真2)もあり、小便休憩(その辺で適当にする。ネパールには基本的に大衆用のトイレはない。)を兼ねてチャ−(バター入り紅茶)を飲む(下の写真3)。安くて美味い。
写真2
写真3

右は私
ガラスのコップで暖かいチャーを飲む。

限りなく唯に近い値段だったが、たまたま居合わせた隣の人が私の分も一緒に払ってくれた。そういう国なのだ。
 トレッキングの道は住民にとって普通の生活道路であり、住民としばしばすれ違う。手を合わせて「ナマステ」と挨拶すれば、例外なく心を込めた挨拶が返ってくる。弟を負んぶした少女と出会った。ためらいつつカメラを向けたが応じてくれた。たとえ子供であってもチップを渡すくらい礼儀だったかも知れないが、変な金儲けの方法を覚えさせてもいけないと思い、純粋な瞳を持ち続けて貰いたかったから、感謝の気持ちを伝えただけにした。
 トレッキング中の昼食は「ガイド兼荷運び」のアルバイトの人たちが作ってくれる。民家の庭先だったり集落の中心のちょっとした広場だったりしたが、ここは小学校の運動場である。やや傾斜してはいるが山の中でこれほどの広さは貴重であり学校にしかない。校舎は平屋で土間、黒板はあったが机や椅子は無かった。写真右下でシートを広げているのが我々。近くで牛も子供ものんびり遊んでいる。
続く。請うご期待。
続きは鋭意執筆中。